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第19回21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)の結果について

文部科学省総合教育政策局調査企画課

このたび、「21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)」の第19回(令和2年)の結果を取りまとめ、8月10日に公表しました。本調査は、厚生労働省が2001年(平成13年)から実施していた調査を第16回(平成29年)から引き継いだものです。

調査の概要

(1)調査の目的

「21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)」は、2001年(平成13年)に出生した子の実態及び経年変化の状況を継続的に観察することにより、教育に関する国の諸施策を検討・立案するための基礎資料を得るため、厚生労働省が2001年(平成13年)から実施していた調査を文部科学省が第16回(平成29年)から引き継いだものです。同一客体を対象に学校教育から就業に至るまでを毎年調査することにより、出生時からの縦断データを整備することを目的としています。

(2)調査対象

全国の2001年(平成13年)に出生した子供のうち、1月10日~17日の間に出生した子(1月生)及び7月10日~17日の間に出生した子(7月生)を調査対象としています。
今回は第19回目の調査であり、対象者の年齢は19歳です。回答者数は2万5504名でした。

(3)調査時期

1月生については令和2年2月28日から4月12日の間に実施し、7月生については令和2年7月14日から9月22日の間に実施しました。

(4)調査事項

対象者本人及びその保護者に対して次の項目を調査しました。
子供:現在の状況、家族の状況、将来(進路等)等
保護者:父母の就業状況 等

調査結果の概要

調査対象者の現在の状況

(1)対象者は調査時点で19歳であり、在学者は72・7%、就職者は13・9%となっています。

(2)4年制大学の在学者は対象者全体の5割以上となっています。

起きる時間と寝る時間

(1)起きる時間(平日)は、前回(18回)以前と比べて午前7時29分以前に起床する者が減少し、午前7時半以降に起床する者が増加しています。また、「決まっていない」者が大幅に増加しています。

(2)起きる時間(日曜)は、前回(18回)以前と比べて午前9時以降に起床する者が大幅に増加しています。

(3)寝る時間は、平日・土曜日ともに、前回(18回)以前と比べて午前1時以降に就寝する者が大幅に増加しています。また、午前0時29分以前に就寝する者は前回(18回)以前と比べて減少しています。

前回(18回)調査の進学希望先と進学実績

(1)前回(18回)調査の男子の第一志望の進学希望先は、「私立大学」46・9%、「国公立大学」35・6%、「専修学校・各種学校」12・2%であり、女子の第一志望の進学希望先は、「私立大学」42・7%、「国公立大学」26・6%、「専修学校・各種学校」20・0%でした。

(2)今回(19回)調査の男子の進学実績(現在在学中の学校種)は、「私立大学」56・6%、「国公立大学」18・3%、「専修学校・各種学校」16・1%であり、女子の進学実績は、「私立大学」51・6%、「国公立大学」13・7%、「専修学校・各種学校」21・7%となっていました。

(3)また、前回(18回)調査で「国公立大学」が第一志望であった者のうち、54・1%は第一志望と同じ「国公立大学」に進学しているが、39・3%は「私立大学」へ進学しています。

大学在学者の学校選択理由(複数回答)について

大学の在学者について、学校選択理由の割合をみると、男子は「合格できそうだったから」(39・1%)が最も高く、女子は「将来就きたい仕事と関連しているから」(49・0%)が最も高くなっていました。

学校選択理由(複数回答)別の進路選択の満足度

学校選択理由に関わらず、現在の進路選択について「満足」「どちらかといえば満足」と回答した者の合計割合は全体的に高い傾向にあるが、「合格できそうだったから」及び「友人が選択していたから」とした者については、現在の進路選択について「不満」「どちらかといえば不満」と回答した者の合計割合がやや高く、いずれも15%を超えていました。

アルバイト等の実施状況について

アルバイト(パートタイム・内職含む)等をしている在学者の割合は、男子については約3分の2(65・2%)、女子については約4分の3(74・5%)となっており、調査対象者の多くが高校3年生であった前回(18回)調査時よりも大幅に増加しています。

アルバイト等をした理由について(複数回答)

(1)アルバイト等をした理由について、前回(第18回)と割合の差を比べた場合は「良い経験になると思ったから」が男女とも増加幅が最も大きくなっています。(男子50・0%→55・5%、女子59・2%→64・4%)

(2)今回(第19回)より選択肢としている「生活費・学費にあてるため」と回答した者の割合は、男女とも約3分の1(男子33・1%、女子35・1%)となっています。

このほか、調査結果の詳細は、「21世紀出生児縦断調査」のページに掲載しています。

https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa08/21seiki/kekka/mext_01640.html

(注)本記事に掲載の数値は小数第2位を四捨五入し、小数第1位まで記載しているため、内訳の合計が総数に合わない場合があります。

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