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国際科学オリンピック

文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課

国際科学オリンピックについて
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、国際科学オリンピックなどの国際科学技術コンテストの国内大会の開催や、国際大会への日本代表生徒の派遣、国際大会の日本開催に対する支援などを行っています。
日本代表生徒は、各教科の国内委員会などが実施する2~3段階の国内選抜、合宿を含む研修・強化指導を経て、4名から6名が国際大会に派遣されます。国内大会への参加者数は年々増加しており、令和元年度の参加者は2万1186人に上りました。
例年、国際大会では、世界の高校生が一堂に会し、実力を競うと同時に交流を深めます。成績優秀者には金メダル(参加者の約1割)、銀メダル(参加者の約2割)、銅メダル(参加者の約3割)が授与されます。日本代表生徒は日頃の成果を十分に発揮し、毎年ほぼ全員がメダルを獲得しています。

令和2年度国際科学オリンピックの結果
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、各教科のオリンピック主催者によって、オンライン開催や中止等の決定が行われました。日本からは、オンラインで開催された4教科(数学、化学、生物学、情報)のオリンピックに、国内予選で選抜されたのべ18人の代表生徒が出場し、全員がメダルを獲得する(金メダル3個、銀メダル14個、銅メダル1個の計18個)という結果を残しました。また、3教科(物理、地学、地理)のオリンピックについては、中止等の決定が行われました。

文部科学大臣表彰及び文部科学大臣特別賞の授与
文部科学省では、国際的な科学技術コンテストにおいて、特に優秀な成績をおさめた者等に対し、その功績と栄誉をたたえ、文部科学大臣表彰を実施しております。今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、一部の国際大会において中止等の決定が行われましたが、このような状況においても、中止となった国際大会の代表生徒等の努力の成果を顕彰するため、新たに文部科学大臣特別賞を創設し、授与することとしました。これにより、令和2年度は、国際科学オリンピックにおいてメダルを獲得した18名が文部科学大臣表彰を受賞し、中止等が決定された国際物理オリンピック、国際地学オリンピック、国際地理オリンピックの代表生徒等34名が文部科学大臣特別賞を受賞しました。

国際大会が日本で開催
今年は、第31回国際生物学オリンピック2020長崎大会が開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの流行状況を踏まえ、残念ながら中止となりました。その代わりに、世界の同年代と実力を試す機会・新しい生物学との出会いの場を提供する目的で、オンラインで試験を実施する国際生物学オリンピック2020リモート大会が日本主催で開催されました。国際生物学オリンピック2020リモート大会では、これまでの国際大会において行われていたエクスカーションの代わりとして、国際グループプロジェクト(参加生徒の国際交流を促す目的で、国の違う選手4名と過去に国際生物学オリンピックに参加した世界各国のOB/OGの1名をファシリテーターとして加えた5名で、同じテーマで議論を深め、約2か月半かけて、ポスターを制作する。)も行われます。
また、来年7月に、国際化学オリンピックが大阪府で開催されるのをはじめ、令和5年に国際数学オリンピックと国際物理オリンピックが日本で開催される予定です。2021年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に合わせ、国際科学オリンピックに関しても、日本全体で若い才能を応援する機運が高まることを期待しています。

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