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令和元年度大学等卒業者及び高等学校卒業者の就職状況調査について

文部科学省高等教育局学生・留学生課
初等中等教育局児童生徒課

文部科学省では、令和2年3月大学等卒業者及び高等学校卒業者の就職状況を調査し、状況を取りまとめましたので、公表しました。なお、大学等(大学、短期大学、高等専門学校及び専修学校)の調査は厚生労働省と共同で行いました。

大学等卒業者の就職状況調査について
〈調査の概要〉
本調査は、大学生等の就職問題に適切に対処するための参考資料を得るために、今春の大学等卒業者で就職を希望する者の就職状況を令和2年4月1日現在で取りまとめたものです。
本調査は、設置者・地域の別等を考慮し、文部科学省及び厚生労働省において抽出した学校について実施しています。
・調査依頼先:112校(国立大学21校、公立大学3校、私立大学38校、短期大学20校、高等専門学校10校、専修学校(専門課程)20校)。
・調査対象人員:令和2年3月に大学等を卒業する学生6,250人(大学、短期大学、高等専門学校:5,690人、専修学校(専門課程)560人)
・調査開始年度:平成8年度(平成9年3月卒業者)
・調査時期:年4回(10月、12月、2月、4月)
〈調査結果の概要〉
(全体の概要)
大学生の就職率は、前年同期比0・4ポイント上昇の98・0%と、調査開始以降、同時期で過去最高となりました。ここ数年の景気の緩やかな回復傾向を受けた、企業の高い採用意欲の下で、学生の就職環境が前年度水準で推移したこと、また、大学等とハローワークとの連携の促進や、キャリア教育の推進が要因であると考えています。
(結果の概要)
就職率(就職希望者に占める就職者の割合)
○学校種別就職率
・大学の就職率は98.0%(前年度同期比0.4ポイント上昇)。このうち国公立大学の就職率は、98.2%(同0.9ポイント上昇)、私立大学は、97.9%(同0.2ポイント上昇)。
・短期大学の就職率は、97.0%(前年同期比1.6ポイント低下)。
・高等専門学校及び専修学校(専門課程)の就職率は、それぞれ100%(前年同期比0.4ポイント上昇)、96.8%(同0.2ポイント上昇)。
・大学等(大学、短期大学、高等専門学校)を合わせた就職率は98.0%(前年同期比0.2ポイント上昇)。専修学校(専門課程)を含めると97.8%(同0.1ポイント上昇)。
○男女別就職率
男子大学生の就職率は97.5%(前年同期比0.2ポイント上昇)、女子は98.5%(同0.7ポイント上昇)。また、国公立大学では、男子97.9%、女子98.6%、私立大学では、男子97.4%、女子98.4%。
○文系・理系別就職率(大学のみ)
文系の就職率は97.8%(前年同期比0.4ポイント上昇)、理系の就職率は98.5%(同0.1ポイント上昇)。
○地域別就職率(大学のみ)
中部地区の就職率が最も高く99.3%(前年同期比1.4ポイント上昇)

高等学校卒業者の就職状況調査について
〈調査の概要〉
本調査は、高校生の就職問題に適切に対処するための参考資料を得るために、今春の高等学校卒業者で就職を希望する者の就職状況を令和2年3月末現在で取りまとめたものです。
調査方法は、国立については該当国立大学法人、公立については各都道府県教育委員会、私立については各都道府県知事部局を通じて、悉皆調査で実施しています。
・調査開始年度:昭和51年度(昭和52年3月卒業者)
・調査時期:年3回(10月、12月、3月)
〈調査結果の概要〉
(全体の概要)
今春に卒業した高校生の就職率は、前年同期比0.1ポイント減の98.1%となりましたが、歴代3番目の高水準を維持しました。厚生労働省業務統計(令和2年1月末現在)によると、高校生の求人数は、前年同期比1.6%増の約48万2000人となっており、前年に引き続き、企業の高い採用意欲が続いていること、また、就職を希望する生徒自身の努力に加え、各学校における勤労観・職業観を養うキャリア教育の取組等を計画的に行ったり、教職員がハローワークや雇用主と緊密な連携を図りながら、生徒一人一人に対してきめ細かな支援を行ったりしたことなどが要因として考えられます。
(結果の概要)
1.就職希望者数・就職者数等
○卒業者:1,041,827人(前年同期1,056,847人)
○就職希望者:182,634人(前年同期187,342人)
・うち就職者:179,243人(前年同期183,891人)
・うち未就職者:3,391人(前年同期3,451人)
2.就職率(就職者の就職希望者に対する割合)
98.1%(前年同期比0.1ポイント減)
○男女別就職率
男子 98.5%(前年同期比同)
女子 97.5%(前年同期比0.1ポイント減)
○学科別就職率(就職率が高い順)
「工業」99.5%、「商業」98.9%、「看護」98.9%、「水産」98.8%、「農業」98.7%、「福祉」98.7%、「家庭」98.6%、「情報」98.5%、「総合学科」97.5%、「普通」96.7%
※「その他」の学科は除く。
※「看護」に関する学科は看護師5年一貫課程が主となるため、5年課程5年次の就職率を示している。
○都道府県別就職率
・就職率が高い県:
富山県99.8%、石川県99.8%、福井県99.8%、鳥取県99.8%、山形県99.7%、福島県99.7%、山口県99.7%、宮崎県99.7%
・就職率が低い県:
沖縄県92.9%、大阪府94.3%、東京都95.5%、神奈川県96.1%、千葉県96.3%
○東日本大震災における被害が甚大な3県の就職率
岩手県99.0%(前年同期比0.7ポイント減)
宮城県99.2%(前年同期比0.4ポイント増)
福島県99.7%(前年同期比0.1ポイント増)

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