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みんなで守ろう文化財
~第66回文化財防火デーの実施~

文化庁文化資源活用課

本年度第66回の文化財防火デーでは、宮田文化庁長官と林﨑消防庁長官が姫路城を視察しました。

文化財防火デーは、昭和24年1月26日に発生した火災により法隆寺(奈良県生駒郡斑鳩町)の金堂の壁画が焼損したことを契機として、昭和30年1月26日に第1回を実施して以来、この日を中心に、毎年全国で文化財防火運動を展開しています。
昨年、ノートルダム大聖堂や首里城正殿等において大規模な火災が発生したことなどを踏まえ、消防庁等との連携の下、世界遺産・国宝等における防火対策5か年計画や防火対策ガイドラインを策定しました。
第66回となる今回は、これらの取組後初めての機会となることから、国宝を有し日本で初めて世界遺産に登録された姫路城(兵庫県姫路市)で、1月26日に大規模な訓練が行われ、宮田文化庁長官及び林﨑消防庁長官が視察しました。
宮田長官は「中国の故事には、『備えあれば憂いなし』という教えがあり、日頃から危険に備えておくことの重要性を説いているが、ここ姫路城では積極的に防火対策に取り組んでいることに敬意を表する。文化庁では、昨年、防火対策5か年計画を策定したが、文化財の防火対策の一層の充実を図っていきたい。」と発言しました。
また、東京国立博物館(東京都台東区)において、1月20日に大規模な防火訓練が行われ、林﨑消防庁長官と豊城文化財鑑査官が視察しました。
文化財は、我が国の歴史、文化の正しい理解と国民の誇りのため、欠くことのできないものです。地域の宝である貴重な文化財等を火災により焼失することなく確実に次世代に継承するため、地元の方々とも連携・協力した防災訓練の実施をお願いするとともに、文化庁としても、防火設備の整備など、総合的・計画的な取組を着実に進めていきたいと思います。

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