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特集
大臣、副大臣、大臣政務官に聞く
2020年文部科学省のここに注目

文部科学省大臣官房総務課広報室

文部科学省の政務三役である、萩生田大臣、亀岡副大臣、上野副大臣、佐々木大臣政務官、青山大臣政務官に国民の皆様に注目いただきたい2020年の文部科学政策を聞きました。

萩生田 光一
文部科学大臣

教育改革全般について
今年4月からいよいよ新学習指導要領が実施されます。
これにあわせて私としては、令和の時代にふさわしい教育環境の整備を本格的に進めていきたいと考えています。子供たちの一人一台端末と高速大容量の通信ネットワーク環境の整備、幼児教育・保育の無償化が本格的にスタートします。高等教育においては、授業料・入学金の減免制度の創設と給付型奨学金の拡充がなされます。それぞれ一人一人の子供に個別最適化された、創造性を育む教育環境を整備していくとともに、生まれ育った家庭の経済事情に関係なく、子供たちには自分の人生の選択肢を広げていく、そういうチャレンジできる日本というものをつくっていきたいと思っております。

学校における働き方改革
昨年末、国会で法律をお認めいただいた、学校における働き方改革のため、この法案の改正だけでなく、学校における働き方改革のため、この法案の改正だけでなく、スクール・サポート・スタッフや部活動の外部指導員の活用など、あらゆる手を尽くして学校の先生方の、言うならば仕事量を圧縮していきたいと思います。圧縮するといっても、子供たちと向き合う時間をしっかりつくって、教師本来の、授業に力をそそぐことができる環境をしっかりつくっていきたいと思います。

ICT環境の整備
昨年末、子供たちの一人一台端末と高速大容量の通信ネットワーク整備のための経費を補正予算案にも本予算案にも計上させていただきました。
未来の子供たちのため「ハード」「ソフト」「人材」が一体となった教育改革に取り組んでまいります。

大学入試改革
大学入試改革に関しては、「大学入試英語成績提供システム」の導入延期とともに、来年(令和3年)1月の共通テストにおいて、記述式問題を実施せず、導入を見送ることとしました。
この間、様々な関係者の皆様には御迷惑をかけたことを改めてお詫び申し上げたいと思います。
しかし、英語4技能を伸ばしていくことは、これからのグローバル社会を考えると絶対に大切なことだと思います。私の下で検討会議をつくり、どういうかたちで高校生たちがこの英語4技能を身につけていくか、大学入試でどのように評価する仕組みをつくれるか、しっかりと検討していきたいと思います。また、論理的な思考力や表現力を育て伸ばす観点からも、この記述式も大事だと思います。昨年暮れのOECDの結果でも、日本の子供たちが、読解力が落ちているという評価がありました。記述式をどういうかたちで入試に入れ込んでいくか、これもしっかり公平な制度がつくれるように検討していきたいと思っています。

科学技術について
先月(2019年12月)、ストックホルムでのノーベル賞授賞式に(ノーベル化学賞を受賞された)吉野彰先生と一緒に参加させていただきました。日本の研究力を世界の人たちが高く評価しています。一方で、吉野先生もおっしゃっている基礎研究や若手研究者の支援などに引き続き取り組んでいきたいと思います。研究者や研究が枯渇していく心配をしています。補正予算案でも本予算案でも今までと違って腰を据えて若い人たちが科学技術の研究に取り組める環境を整備したと自負しておりますので、是非この分野でも頑張ってほしいと思います。

スポーツについて
いよいよ今年、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。大会の成功はもちろん大事ですが、文部科学省としては、その後のレガシーをしっかり国民に広げていきたいと思います。スポーツの楽しさ、すばらしさを更に理解していただきたいのと、年末の調査でも小学生たちの体力が落ちているという残念な結果が出ました。改めて身近にスポーツに触れる環境もしっかりつくり直しをしていきたいと思います。

ラグビーワールドカップの成功を受けて
ラグビーワールドカップの成功で、多くの皆さんにラグビーのすばらしさを知っていただいたと思います。ただ、ラグビー人口が今まで非常に少なかったので、ラグビーができる環境が全国にありません。補正予算案でもラグビー場の整備という一つ柱を立てました。全国のラグビースクールにラグビーをやりたいというお子さんの問合せが殺到しているようですので、サッカーももちろん大事ですが、ラグビーの人たちにも、ラグビーを楽しんでもらえる環境づくりを、ハードの面で頑張っていきたいと思います。

文化について
「日本博」をはじめとする「文化プログラム」を全国各地で展開し、日本文化の魅力を国内外へ一層発信していきます。期間中日本を訪ねた人が、もう一度日本に出かけてみたいと、こう思ってもらえる魅力を発信できたらと思っています。

国民の皆様へメッセージ
2020年、東京ではオリンピック・パラリンピックが開催されます。日本の可能性、日本の魅力を世界の人たちにも知っていただくいい機会だと思っています。そして、そこで学び育つ子供たちは令和という新しい時代を迎えました。
平成の時代にはいろいろ我慢をしていただいたことも、この令和の時代には環境整備をしてしっかり可能性を伸ばす、そんな教育を教育現場で、全力で取り組んでまいりたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

亀岡 偉民
文部科学副大臣

オリンピック・パラリンピック
今年はいよいよ東京オリンピック・パラリンピック大会が開かれます。この大会は復興五輪というネーミングの下に、世界中に日本の復興した姿を見てもらう大事な大会でもありますし、さらには世界一の大会にできるように、トップアスリートたちがこの東京オリンピック・パラリンピックを目指してたくさん来てくれると思いますので、遺憾なく実力を発揮できるようなすばらしい大会にできるように、副大臣としても頑張っていきたいと思います。

教育現場の改革
もう一つは学校の教育現場の改革です。
昨年は残念なことに、先生方のいじめまで出てきてしまったという大変なことがありましたが、これからは子供たちに全くいじめのない、そしてできれば子供たちが夢と希望に満ちたような、そういう教育現場がつくれるように、しっかりと頑張っていきたいと考えております。

国民の皆様へメッセージ
東京オリンピック・パラリンピックはアスリートたちにしっかりと実力を発揮していただいて、日本中の子供たちが夢と希望を持てるような(大会の)結果を出していきたいと思いますし、さらに教育現場、これは、子供たちが夢と希望が持てるような、先生方にも働き方改革によって、子供たちと一緒に夢が追えるような教育現場にできるようにしっかりと働いてまいります。よろしくお願いいたします。

上野 通子
文部科学副大臣

科学技術について
科学技術は、経済や社会を発展させ、生活を豊かにするなど、SDGsの達成に大いに貢献できる可能性を秘めています。これまで以上に、SDGs達成のための科学技術イノベーション(STI for SDGs)の推進に取り組んでいきます。
また、今年は、我が国の研究力向上のため、特に自由で挑戦的・融合的な研究を支援するための新事業である「創発的研究支援事業」を推進していきたいと考えています。

文化について
今年はオリンピック・パラリンピック大会が開催されます。世界中の関心が集まる絶好の機会ですので、「日本博」を全国各地で年間を通じて展開し、「日本の美」を国内外へ積極的に発信していきます。また、関係省庁と連携し、文化観光拠点への支援等を通じて、多くの方々に各地域に存在する日本文化のすばらしさを再発見してもらいたいと思います。

国民の皆様へメッセージ
2020年、人生100年時代を見据え、人々の幸福感、ウェルビーングが高まるよう文部科学行政の推進に全力で取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

佐々木 さやか
文部科学大臣政務官

障害者活躍推進
障害のある方もそうでない方も、皆が社会で活躍ができるということが重要だと思います。そのためにも障害のある方の社会における活躍を推進していくために、文部科学省は昨年「障害者活躍推進プラン」を公表いたしました。これは、教育・生涯学習・スポーツ・文化芸術の各分野で重点的に施策を進めていくというプランです。今年もこのプランを着実に進めるとともに充実もさせていき、障害のある方の活躍を応援していきたいと思います。

芸術文化の推進
文化芸術は無限の可能性を秘めていると思います。例えば、観光や地方創生との連携も重要でありますけれども、文化庁の京都への移転によって、そうしたことが一層推進されることも期待されています。文化芸術立国の現実に向けて引き続き文化行政を総合的に推進してまいりたいと思います。

国民の皆様へメッセージ
2020年も頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

青山 周平
文部科学大臣政務官

部活動について
部活動は、生徒の多様な学びの場として教育的意義が大きい一方で、勝利至上主義による過度な指導や教師の負担増加など、課題があることを認識しております。そのことから文部科学省としてはガイドラインの策定をいたしました。部活動が地域の実態に応じて持続可能となるように改革を進めていきたいと思っております。

スーパーコンピュータ「富岳」について
昨年発表されました世界ランキングで「富岳」の試作機が省エネ性能一位を獲得いたしました。世界最高水準のスーパーコンピュータ「富岳」は、令和3年度共用開始を目指して開発・製造を進めております。「富岳」の活用により、防災、健康医療、AI、データ科学など様々な領域で画期的な成果を創出してまいりたいと思っております。

復興の加速化
復興を支える教育、人材育成、大学、研究機関による地域再生への貢献など、被災者の皆様方の心に寄り添った復興を更に加速してまいります。

国民の皆様へメッセージ
2020年もどうぞよろしくお願いいたします。

本インタビューの模様は、文部科学省HP内「今日の出来事(今週のトピックス)」で動画配信しておりますので、是非御覧ください。

萩生田大臣に聞く!
2020文部科学省のここに注目!!

副大臣・大臣政務官に聞く!
2020文部科学省のここに注目!!

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