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令和元年度「日本遺産」の認定発表及び認定証交付式の開催

文化庁文化資源活用課

令和元年5月20日(月)に令和元年度の「日本遺産(Japan Heritage)」として16件を認定するとともに、令和元年度「日本遺産」認定証交付式を行いました。

文化庁では5月20日、令和元年度「日本遺産」(Japan Heritage)として、北海道の「本邦国策を北海道に観よ! ~ 北の産業革命「炭鉄港」 ~ 」や、沖縄県の「琉球王国時代から連綿と続く沖縄の伝統的な「琉球料理」と「泡盛」、そして「芸能」」など16件を認定するとともに、東京国立博物館平成館大講堂で令和元年度「日本遺産」認定発表及び認定証交付式を行いました。
文化庁では、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」に認定するとともに、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の文化財群を地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内外に戦略的に発信することにより、地域の活性化を推進しています。日本遺産(Japan Heritage)の認定は平成27年度から始まり、5回目の認定になります。今回の認定で日本遺産(Japan Heritage)は83件となり、新たに岩手県、鹿児島県、沖縄県が加わって、46道府県に日本遺産が所在することになりました。

令和元年度「日本遺産(Japan Heritage)」認定一覧
①本邦国策を北海道に観よ! ~ 北の産業革命「炭鉄港」 ~ (北海道◎赤平市、小樽市、室蘭市、夕張市、岩見沢市、美唄市、芦別市、三笠市、栗山町、月形町、沼田町、安平町)
②みちのくGOLD浪漫─黄金の国ジパング、産金はじまりの地をたどる─(宮城県気仙沼市、南三陸町、◎涌谷町、岩手県平泉町、陸前高田市)
③里沼(SATO-NUMA)─「祈り」「実り」「守り」の沼が磨き上げた館林の沼辺文化─(群馬県館林市)
④400年の扉を開ける旅 ~ 石から読み解く中世・近世のまちづくり 越前・福井 ~ (◎福井県、福井市、勝山市)
⑤江戸時代の情緒に触れる絞りの産地 ~ 藍染が風にゆれる町 有松 ~ (愛知県名古屋市)
⑥海女(Ama)に出逢えるまち 鳥羽・志摩 ~素潜り漁に生きる女性たち(三重県◎鳥羽市、志摩市)
⑦1300年つづく日本の終活の旅 ~ 西国三十三所観音巡礼 ~ (滋賀県◎大津市、長浜市、近江八幡市、岐阜県揖斐川町、京都府宇治市、京都市、亀岡市、宮津市、舞鶴市、大阪府和泉市、藤井寺市、茨木市、箕面市、兵庫県宝塚市、加東市、加西市、姫路市、奈良県高取町、明日香村、桜井市、奈良市、和歌山県那智勝浦町、和歌山市、紀の川市)
⑧旅引付と二枚の絵図が伝えるまち─中世日根荘の風景─(大阪府泉佐野市)
⑨中世に出逢えるまち ~ 千年にわたり護られてきた中世文化遺産の宝庫 ~ (大阪府河内長野市)
⑩「日本第一」の塩を産したまち 播州赤穂(兵庫県赤穂市)
⑪日本海の風が生んだ絶景と秘境─幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」(鳥取県◎鳥取市、岩美町、若桜町、智頭町、八頭町、兵庫県香美町、新温泉町)
⑫神々や鬼たちが躍動する神話の世界 ~ 石見地域で伝承される神楽 ~ (島根県◎浜田市、益田市、大田市、江津市、川本町、美郷町、邑南町、津和野町、吉賀町)
⑬知ってる!?悠久の時が流れる石の島 ~海を越え、日本の礎を築いた せとうち備讃諸島~ (岡山県◎笠岡市、香川県丸亀市、土庄町、小豆島町)
⑭藍のふるさと 阿波 ~ 日本中を染め上げた至高の青を訪ねて ~ (徳島県徳島市、吉野川市、阿波市、美馬市、石井町、北島町、◎藍住町、板野町、上板町)
⑮薩摩の武士が生きた町 ~ 武家屋敷群「麓」を歩く(◎鹿児島県、鹿児島市、出水市、垂水市、薩摩川内市、いちき串木野市、南さつま市、志布志市、南九州市、姶良市)
⑯琉球王国時代から連綿と続く沖縄の伝統的な「琉球料理」と「泡盛」、そして「芸能」(◎沖縄県、那覇市、浦添市)
※◎は代表自治体
認定証交付式では、オープニング映像の上映に始まり、宮田文化庁長官による認定発表、永岡文部科学副大臣の祝辞及び認定証の交付が行われました。当日は、日本遺産大使(※)のマーティ・フリードマン氏、中村時蔵氏が参加し、新たに任命されたナタリー・エモンズ氏のビデオメッセージも上映されました。最後に関係者も登壇し、記念撮影を行いました。

永岡文部科学副大臣祝辞
令和元年度「日本遺産認定発表及び認定証交付式」の開催に当たり、文部科学省を代表してひと言御挨拶申し上げます。
本日、令和元年度の日本遺産として認定された各自治体の皆様に心からお祝いを申し上げます。
今年度は16のストーリーが新たに日本遺産に認定され、日本遺産は83件となりました。
今年度の認定に向けては、全国44都道府県の各地域から、72件の申請があり、日本遺産への注目度の高さを改めて感じるとともに、その活動が日本各地に広がっていることをうれしく思っております。
文化財は、魅力あふれる地域づくりの資源となるものであり、地域の様々な文化財をまちづくりなどに活かし、地域振興や観光振興などにもつなげていくことが期待されています。そのような意味でも、地域の隠れた文化財を魅力的なストーリーで発信していく日本遺産は、意欲的な取組と言えるかもしれません。
しかし、日本遺産に認定されたことが、皆様にとっての終着点ではありません。
皆様には、日本遺産の取組を通じ、御地元を訪れる国内外の多くの人に対して、地域の歴史・文化に根差したストーリーと文化財を体感いただき、楽しみや感動を伝えていただきたいと思います。
文部科学省としても、日本遺産の一層の魅力向上を図るため、日本遺産の認知度の更なる向上や、認定地域の観光資源としての磨き上げの推進を図る取組等への支援を進めているところであり、引き続き、関係省庁等と連携し、認定地域の皆様の取組を応援いたします。
(※)日本遺産大使(敬称略)
武井 咲、きゃりーぱみゅぱみゅ、松井 秀喜、マーティ・フリードマン、三國 清三、村田 吉弘、中村 時蔵、ナタリー・エモンズ

日本遺産に関する情報発信
文化庁では「日本遺産ポータルサイト」により、日本遺産に関する情報を一元的に発信しています。
ポータルサイトでは、認定された各ストーリーの日本語版・英語版の掲載や、各認定地域のイベント等の関連情報など多数の情報を随時掲載していますので、是非御覧ください。
URL:https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/
(「日本遺産ポータルサイト」で検索)

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